ほんごう歯科|横浜市|港南台|本郷台
歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科

045-831-4601

矯正歯科

矯正治療とは

矯正治療はただ見た目を良くするだけでなく、歯並びが良くなる事により、上下の歯が理想的にしっかり噛み合い、身体や口の健康を保ちます。また、歯並びの悪さは歯みがきしづらい=虫歯・歯周病の原因菌が溜まりやすくなるのです。

インビザライン(マウスピース矯正)

マウスピース型矯正装置も行っています

不正咬合を放置するリスク

  • よく噛めない
  • 発音障害・滑舌が悪い・特有の声色
  • 噛み合わせが悪いことにより、顔の歪みが生じる
  • 心理的コンプレックス
  • 一部の歯に負担がかかり、早期に歯を失うリスクが高まります。歯周病の増悪原因となる。
  • ブラッシング不良により虫歯・歯周病、口臭のリスクがUP。
  • 頭痛や肩こり

矯正治療の流れ

1. 相談
患者さんのお口の状態の確認。
2. 精密検査
診断に必要な資料を採得。(歯型・口元と顔の写真・X線写真)
3. 診断
ふさわしい治療開始時期までの経過観察。精密検査の情報を分析、治療方針や期間、料金をご説明。
4. 矯正処置
必要な矯正装置を装着、または使用して頂きます。そして、1~2か月に1回来院して頂き、装置の調整をいたします。併行して、むし歯、歯周、歯周炎予防のための清掃指導とクリーニング。
5. 保定・メンテナンス
矯正装置を外すと、「後戻り」(歯が元あった位置に戻ろうと動く)が生じます。密列を維持するための保定用の装置を使用していただきます。(約2年以上)
※相談、又は診断したのち”経過観察”となる場合もあります。
※口腔内診査、診断後に、今の段階で矯正処置は不要、又は歯の生え変わりの状況から矯正を開始する時期ではない場合は、すぐに矯正処置は開始せず経過観察を行うことがあります。

この様な歯並びの方ご相談下さい

混合歯列期(乳歯と永久歯が混在)不正咬合
永久歯列期不正咬合

矯正歯科担当医紹介

矯正担当歯科医師 佐々木 啓真

お子様を持つご両親にとっては、いつから矯正を始めたら良いのか悩まれることと思います。放置しておくと将来かなり難易度の高い治療となる場合もあり、治療のタイミングは本当に難しいところだと思います。気になる疑問点、ご不安な点などあれば、是非一度ご相談にお越しください。

矯正治療費のご案内

※症例によっては多少異なる場合がございますので、ご了承下さい。
※治療費には別途消費税がかかります。

相談料
※矯正相談料については直接当院受付までお問い合わせ下さい
※口腔内診査のための 保険費用、保険初診/再診料 は別途発生します。
精密検査料
※乳歯列期(3~5歳)は精密検査は行いません
25,000円
診断料 15,000円
セットアップモデル(術後の予想模型) ご希望の方 20,000円
成人矯正〈永久歯列期〉 600,000~700,000円
小児矯正〈乳歯・混合歯列期〉
※床矯正を含みます
300,000円
成人矯正〈永久歯列期〉に移行する場合 300,000~400,000円
歯列矯正用の咬合誘導装置(ムーシールド)
※3歳児からのうけ口の治療、精密検査・診断料を含みます
100,000円
部分矯正 150,000~300,000円
調整料(1回あたり) 5,000円
白いワイヤーをご希望の場合 (上下)+100,000円 
(上か下のみ)+50,000円

小児矯正(子供の矯正)

子供の矯正では、顎骨の成長誘導と歯の多動を効果的に組み合わせて歯並びの治療を行います。

矯正を開始する時期

第1期治療(STEP Ⅰ)(〜12才頃までの治療)

乳歯列期(乳歯のみの歯列)と混合歯列期(乳歯と永久歯が混じった歯列)にアゴの広さや骨格の不正を改善し、然るべき正しい位置に歯が並ぶようます。1期治療で歯並び・噛み合わせが治癒すれば治療終了になります。

第2期治療(STEP Ⅱ)(12才頃〜の治療)

永久歯列期(永久歯のみの歯列)の治療で、1期治療で治りきらない歯並びを整えます。

小児矯正のメリット

  1. 顎骨の成長をある程度コントロールし、自然な良い治療結果を得やすい。
  2. 大人になってからの本格的な矯正をする必要がなくなり、費用も抑えられる場合がある。
  3. 矯正治療中は、1〜2ヶ月おきに歯科医に通う必要があるので、むし歯の早期発見、予防意識も一緒に身につく。
  4. 大人になってから再度矯正治療が必要となる場合でも、矯正の治療期間が短縮できることが多い。

子供の不正咬合の種類

(1)叢生

歯と顎の大きさのバランスが悪いことにより、歯並びが悪くなっている状態です。見た目が悪い上、歯が磨づらいため、汚れが溜まりむし歯のリスクが非常に高まります。

原因 顎の歯列と歯の大きさの不調和により起こる。
治療方法 矯正装置により、アゴを拡大成長させ、歯が正しく入るスペースを作ります。

(2)過蓋咬合

Deep Biteといい、上と下の歯の重なりが深く噛みこんでしまっている状態です。

治療方法 矯正装置を用いて、奥歯のかみ合わせを是正し、前歯の重なりも改善します。

(3)開咬

Open Biteといい、上下の前歯の間に隙間があり、噛みしめた時に奥歯は噛んでいるのに前歯で噛めない状態です。前歯で噛むのが困難で、発音しづらくなります。舌を前に出して飲み込む癖がある場合は、MFT(口腔周囲筋筋機能訓練)が必要になるケースがあります。

原因 指しゃぶりや舌突出癖(舌を前歯の間に押しだす癖)。
治療方法 矯正装置を使用するとともに、MFTも行う必要がある場合があります。

(4)上顎前突

いわゆる出っ歯の状態。上アゴの骨や上の前歯が前に出ています。唇が閉じづらく、口を開いていることが多くなり、口腔乾燥になり、虫歯リスクが上がります。

原因 上の歯が前に傾斜しているケース、下顎の成長が不十分なケースなどがあります。
治療方法 下顎の成長誘導をする装置や、奥歯を後ろに移動させる装置を使用します。

(5)下顎前突

いわゆる反対咬合や受け口とも言います。下顎骨自体が前突している場合もあります。正常な顎の開口運動が制限され、顎関節症を発症するリスクが高く、又、上顎の正常な成長を妨げてしまうこともあります。

原因 舌の位置不良、上顎の成長が不十分、上の歯が内側に倒れているなど。
治療方法 矯正装置により、骨の成長を促し、歯や舌を正しい位置に改善します。

成人矯正(大人の矯正)

抜歯について

不正咬合の状態により抜歯が必要になる場合がありますが、必ずしも必要になるとは限りません。
程度によっては歯をディスキングといって、わずかに研磨して小さくする方法もありますのでご相談下さい。

症例紹介

(1)叢生

幼少期にむし歯が多く、早く抜けたりしたため乱ぐい歯として出てきたり、アゴの大きさと歯の大きさのバランスが悪い事により、歯並びが悪くなっている状態です。見た目はもちろんの事、歯が磨きづらいため、重なり合ったところに汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病・口臭のリスクが非常に高まります。


(2)過蓋咬合

Deep Biteといって、上と下の歯の重なりが深く、下の前歯が見えないほど噛みこんでしまっている状態です。噛みこんでいる歯で歯ぐきを傷つけたり、部分的に過重負担の大きい歯がゆれてきたり、歯周病悪化を招きます。


(3)上顎前突

いわゆる出っ歯。上アゴの骨や上の前歯が前に出ている状態です。これにより、口唇が閉じづらく、口が開いていることが多くなるため、口腔乾燥になり、虫歯や特に歯周病・口臭の原因になります。


(4)下顎前突

いわゆる反対咬合や受け口とも言います。上の歯より下の歯が前にある状態です。反対咬合は下のアゴの動きを制限するため、特有の滑舌の悪さ、又、顎関節症を発症するリスクが高いと言えます。


(5)正中離開


(6)交叉咬合


※写真提供:当院 矯正歯科医 佐々木啓真先生 撮影

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク/副作用について

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装籠が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が嗚る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  16. あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

矯正器具の紹介

小児矯正床装置
ムーシールド装着模型
歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)
マルチブラケット
透明ブラケット
舌側矯正模型

サイトマップ Sitemap